花粉症の診断方法

病院でまず最初に行われるのは問診です。
問診による情報は、診断に基本となり、特に初期判断に重要です。


出来る限り詳しく症状についての質問などを事前にメモしておき、
受診の際に整理して伝えられるようにしておく必要があります。

その症状が本当に花粉アレルギーによるものかどうか(他の重大な
病気が潜んでいる可能性もあります)花粉症だった場合にどんな
植物の花粉が原因で起きているかという診断が必要になります。


1.問診


● いつごろ始まったか。季節は、症状の強さ。
● どんな症状がでているか。鼻・のど・皮膚の状態はどうか。
  「くしゃみの発作は一日何回くらいでているか」
  「鼻がムズムズするか、鼻がつまっているか、どんな状態の鼻水なのか」
  「鼻をかむ回数、鼻づまりの程度」
  「家の中と外ではどちらが多いか」
  「どんな時にくしゃみが起きやすいか」
●他のアレルギーの病気があるか。喘息、アトピー性皮膚炎など。
●家族にアレルギーを持つ人はいるか。またどんな治療をしているか。
●今の症状で、医者にかかったことがあるか。どんな診断だったか。
●大きな病気や手術の経験


2・視診


鼻の中を診察する検査で鼻鏡検査といい鼻の粘膜の状態を
調べる検査です。

粘膜の色や粘膜の腫れから鼻水の状態まで診断します。
健康な鼻の粘膜は全体に赤みを帯びていますが、典型的な
アレルギー性鼻炎では蒼白く変化しています。

多くの場合はこの時点で花粉症か否かの目安がつきます。
鼻の中でアレルギー反応が起こっていると、鼻水の中に好酸球と
いうアレルギーに関係する白血球の一種が出てきます。

この数を調べる事でアレルギー性鼻炎の有無や、アレルギー反応の
強さがわかりこれを鼻汁中好酸球検査といいます。

副鼻腔炎・鼻ポリープ・鼻中隔弯曲症など、他の鼻の病気との
区別も必要です。その他にも喉の状態や膚の状態を目で確かめます。


3・皮膚の反応を診るテスト


皮膚テストには、プリックテストと皮内反応の2つの検査があります。
プリックテストとはアレルゲン(アレルギーの原因と考えられるたんぱく質のエキス)を直接皮膚にのせて皮膚に小さな傷をつけ、その反応を見るテストです。

皮内反応とは、アレルギーを起こす疑いのある物質(花粉などの抽出液)を少量皮膚に注射し、15分〜20分後にアレルギー反応が出るかどうかを見る検査です。その場ですぐに結果が出ます。


4・血液検査


アレルギーを起こす原因と疑われる種類について、IgEというたんぱく質の量を測る事でアレルギーの原因物質を明らかにする検査の事です。

RAST検査という血液検査の方法は精度が高く、血液の中にスギ花粉など特定の抗原に反応するIgE抗体があれば花粉症と診断されます。

ハウスダストや動物・食品などの抗体があるかどうかと言った事もいっぺんに調べる事ができますが、検査費用が高いという問題があります。

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